和歌山県西牟婁郡すさみ町
Client:すさみ町
Produce:源口葉月(合同会社シェアローカル)
Branding Direction & Graphic Design:すみかずき(合同会社シェアローカル)
Package Illustration&Calligraphy:栗田有佳
Brand Calligraphy:清水裕子
- 黄金の邦、すさみ
- 価値は足元に眠る
- すさみの
「らしさ」を醸す
和歌山県すさみ町の、地域ブランドのリブランディングを担当。すさみ町は、稲積島が波風を防ぐことから、江戸時代、千石船の風待ちの港としてにぎわった場所である。しかし、それは江戸までの中継地点としての賑わいだった。今も白浜や串本の中継地点としてすさみを認識している人が多いというのが現状である。そんなすさみ町に目的地になって欲しいという願いを込めて「ZIPANGU SUSAMI」というブランド名を提案。ジパングとは、マルコ・ポーロが東方見聞録の中で記述した「黄金の国ジパング」から着想を得ている。当時の冒険家がジパングを目指し海に出たように、すさみ町の足元に眠る価値を、ブランドという形で見える化し多くの方々がすさみ町を目指してくれるようにという願いを込めた。
想い
- すさみ町には魅力がたくさんあるのでそれを伝えたい。
- ヨーロッパのボスニア・ヘルツェゴビナ国イェゼロ市と姉妹都市提携をしたので世界に向けてすさみ町を発信したい。
提案
- すさみ町を世界に発信するチャンスと捉え、「日本のすさみから世界のすさみへ」という大局的視点で世界を見据えたブランド名を提案。
- マルコ・ポーロが記述した『黄金の国ジパング』から着想を得て、様々な可能性が足元に眠っており、黄金の国であるという意味で「ジパングスサミ」と命名。
- モノだけでなく、「ヒト、コト」も登録するという前提の仕組みづくりを提案。